部下の不調に気づく!メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種

資格の概要

仕事上のストレスを抱える人や、心の不調による休職や離職は増加傾向にあり、心の健康管理への取り組みが一層重要になっています。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、ストレスやその原因となる問題への対処方法や知識を習得することができます。
Ⅱ種試験では、部下が心の不調に陥らないよう普段から配慮できるようになるとともに、部下に不調が見受けられた場合に上司として安全配慮義務に則った対応を行える状態になることを目標とします。主に管理職、人事・労務・総務部門にお勤めの方におすすめの試験です。

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■試験日程
3月、11月(年2回)

■申込期間
試験日の約2ヶ月前

■試験会場
全国各地

■試験科目
①メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
③職場環境等の評価および改善の方法
④個々の労働者への配慮
⑤労働者からの相談への対応
※話の聴き方、情報提供および助言の方法等
⑥社内外資源との連携
⑦心の健康問題をもつ復職者への支援の方法

■試験時間
2時間

■合格基準
70%以上

■受験料
6,480円

■受験資格
学歴・年齢・性別・国籍に制限はありません

■受験申込・問合せ
大阪商工会議所、施行商工会議所
https://www.mental-health.ne.jp/

 

合格に向けた学習のコツ

合格率は平均して5~6割程度であり、他の商工会議所主催の2級検定と比べると、易しいレベルです。常識の範囲で解答できる問題が多いため、勉強時間は数週間あれば十分です。受験料が高額であり、7割ボーダーであることを考えるとリスクはありますが、一夜漬け(数時間)の勉強でも合格はできます。社会人の方であれば、3級の受験を飛ばしても、まったく問題はありません。

勉強方法としては、テキストの読み込みを中心に取り組み、問題演習は不要です。

事例問題が多く、3級と異なり、部下や労働者を想定した対人のケースが主となります。如何に相手の立場に立って、相手の気持ちを考えられるかが肝心となります。観察力・洞察力やコミュニケーション能力の高い方であれば、特に勉強することもなく解答できるでしょう。

 

メンタルヘルスマネジメントはどんな人向けに必要?

2006年から開始された比較的新しい試験ですが、商工会議所の公的資格ということもあり、役立つ・取得したい等のランキングでも上位にランクインしています。世間的に心の健康管理への取り組みが注目され、評価する企業も増えてきたことから、受験者数も年々増加しているようです。

人気試験ではありますが、世間の知名度とは若干乖離があるように感じます。
特に「メンタルヘルス」という言葉のインパクトが強いため、試験の存在を知らない方には誤解されている部分もあります。

就職の際に履歴書に記載するべきかは、迷うところです。どちらかというと労働者側の権利を守るための資格です。労働環境の改善は、社会としても喫緊の課題ではありますが、本音と建前というものがあります。応募先企業の社風・口コミ等を考慮して、判断した方が良さそうです。記載する際は、どのような資格であるか詳細に説明できるように準備しておきましょう。また、メンタルヘルスや働き方に関連した意見を求められるかもしれません。やぶ蛇になると思うのであれば、仕事に就いてから、職務として活かしたほうが得策かもしれません。

実際の内容としては、人事労務管理の知識も問われる試験で、管理職や総務部門の方には必須かつ有用なスキルとなります。
また、管理職でなくても、一人でも後輩やアシスタントがいるのであれば、大事な人財を預かる立場として学習するべき内容です。
健康であってこそ、パフォーマンスの良い仕事ができると思います。部下が能力を最大限に発揮し、活躍できる環境をつくることができる上司を目指しましょう!

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