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頼れる街の法律家、行政書士試験

資格の概要

行政書士とは、官公署や行政機関に提出する許認可等の申請書類、権利義務・事実証明・契約書などの作成や、提出の代理を行います。代書業の他にも、様々な資格やスキルと組み合わせることで、多種多様なコンサルティング業務に発展させることができます。法律に関する実務能力の客観的な証明になり、独立開業にも役立つ資格です。法律系の国家資格の中では取得がしやすく、毎年多くの方が受験している試験です。

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■試験日程
11月第2日曜日

■申込期間
8月末

■試験会場
全国各地

■試験形式
筆記試験(択一式、記述式)

■試験科目
・法令
(憲法、行政法、民法、商法、基礎法学)
・一般知識
(政治、経済、社会、情報通信、個人情報保護、文章理解)

■試験時間
3時間

■合格基準
全体60%以上
※法令50%以上
※一般知識40%以上

■受験料
7,000円

■受験資格
年齢、学歴、国籍等に関係なくどなたでも受験できます

■受験申込・問合せ
一般財団法人 行政書士試験研究センター
https://gyosei-shiken.or.jp/

合格に向けた学習のコツ

「行政書士の試験は簡単」という評価をよく見聞きします。確かに他の士業と異なり、一次試験のみであるため、受験のハードルは低いと感じます。他国家資格の保持者や、公務員を通算20年勤めた方なども行政書士になる資格を有しています。そのような背景から、相対評価として簡単と言われているのかもしれません。
実際のところは、合格率も1ケタ台から10%前後と、数字だけ見ると難関試験に匹敵するように思えます。ただし、簡単という風評を真に受けて、特段の準備をせずに受験する方も一定数いるため、合格率程の難しさではありません。

法律系の学科を卒業した方、公務員試験(地方上級、国家Ⅱ種以上)を勉強された方であれば、取り組みやすい資格です。特に公務員試験の科目と似通っており、基礎知識は十分と言えます。なお、学習経験者であっても、行政書士試験独自の対策は必要となります。
勉強時間は500時間以上という声が多いですが、少し足りない気がします。9ヵ月程度、毎日2時間でも継続することが肝心だと思います。
法律に関して全くの初学者は独学では厳しいと感じます。インプットの段階で理解につまずく可能性がある為、短期合格を目指すなら予備校を利用しましょう。

受験者数の多い試験であるため、各予備校・出版社からテキストや問題集が販売されています。過去問演習は必須ですが、それだけでは太刀打ちができません。過去問を完璧にマスターした上で、条文・判例まで含めた勉強が必要となります。
時間配分としては、問題の大半を占める行政法・民法に注力することが重要です。また、一般知識で足切りにならないよう気を付けましょう。

この試験の特徴として、配点の多くを占める記述式が合格を左右します。択一式と違い、不確かな理解では回答ができないため、十分対策をしておく必要があります。

行政書士はどんな人向けに必要?

基本的には個人で開業するための資格になります。大きな法律事務所に就職する等も考えられますが、あまり例を耳にしません。開業は比較的容易ですが、登録や維持費にお金が掛かる点を注意しましょう。
行政書士は儲からない、食べていけないという話もありますが、現実の課題として、試験内容が業務に直結しているとはいえず、さらに専門的な知識の取得を要します。また、すでに顧客をかかえた先輩がいること、同じ法律分野の弁護士・司法書士などの業界も競争が厳しいことが想定できます。毎年の合格者や前述の資格保持者の割には、実際に登録している行政書士の数は明らかに少ないのが現状です。

しかし、仕事になるかは別として数千種類の作成可能な書類があり、業務の範囲も広いのが行政書士の特徴です。1千万円以上稼いでいる先生も、一握りですが存在します。商才やビジネス感覚の有無によるところが大きいと思いますが、いくらでもチャンスのある業界です。

また、ダブルライセンスなど他資格と組み合わせることで、その幅が広がります。働きながらでも短期間で士業を目指せる代表的な資格です。あなたも頼れる街の法律家を目指しましょう!

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