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中小企業診断士試験、おすすめの勉強法や勉強時間は~経営コンサルタント唯一の国家資格~

資格の概要

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対し助言・診断を行い課題解決のコンサルティングを行う専門家です。

合格率2割という難関試験ですが、「経営コンサルタント」としては唯一の国家資格。コンサル能力に対する高い信用を得ることができます。

企業に向けてのアドバイスと成長戦略策定が主な業務ですが、企業側から求められる支援領域は広く、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐパイプ役、また専門的知識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援などが挙げられます。

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試験の基本についておさらい

試験日程

試験の日程は毎年以下のスケジュールで行われます

1次試験 8月
2次試験 10月
口述試験 12月

申込期間

試験の申込み期間は例年、5月末までとなっています。

試験会場

試験会場は以下の場所になります。地方に住んでいる方は宿泊での受験が必要な場合もありますので予め日程を確認しておくことをおすすめします。

札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇

試験形式(1次試験)

筆記試験

試験科目(1次試験)

全体として大きく7項目に分けられています。

A 経済学・経済政策
B 財務・会計
C 企業経営理論
D 運営管理
E 経営法務
F 経営情報システム
G 中小企業経営・中小企業政策

試験時間

科目ごとに異なります。

合格基準

総点数の60%以上、かつ、1科目でも40%未満のないこと
※科目合格60%以上

受験料

13,000円

受験資格

年齢、学歴等に制限はありません

受験申込・問合せ

一般社団法人 中小企業診断協会
http://www.j-smeca.jp/

また、次回の試験日程や申込み期間など詳細な情報もこちらで確認できます。

 

合格に向けた学習のコツ

この試験の特徴として、受験の方法も勉強の仕方も人それぞれであり、複数通り考えられます。

試験の制度に注意

試験の制度がとても複雑なので、受験を検討している方は、試験案内を一通り確認するようにするのがおすすめです。独学の場合は過去問などを入手し、試験の全体像を把握しましょう。試験内容に見落としや誤解があると、自分にあてはまる「免除」の資格などを活用できなくなります。

1次には科目合格が導入されているため、3年間で7科目すべての科目に合格すれば、2次に進めます。そのため、スケジューリングが肝心であり、1年または2年の短期集中で合格するよう、勉強時間の配分を考えることが大事です。

1次試験に合格してからでは2次の対策に間に合わないため、並行して学習する必要があります。総点数が基準となるため、不得意科目を得意科目でカバーできます。確実に8割以上得点できる得意科目を免除しない戦略も考えられます。

膨大な範囲の学習になるため、「試験に出るか?出ないか?」の取捨選択が必須です。

必然的に過去問ベースの学習が中心になります。

目安となる勉強時間

1次・2次ともに合格率2割程度であり、勉強時間は1000時間以上と言われていますが、正しい方法で学習した際の最下限であると考えましょう。

多くの士業の国家試験において、1000時間の学習が目安となっていますが、1日に3時間を確保したとしても約1年間を要します。就学・就業時間以外に、日々の家事もこなし、時には人付き合いもあるでしょう。また、人間の多くは怠惰な面を持ち、周囲には様々な誘惑が溢れています。時間を確保できるか?また、勉強を続ける覚悟や自信があるか?事前に自問自答してみましょう。

 

独学は可能?

1次は独学でも対応が可能ですが、2次試験の勉強では必ず問題の添削依頼や模擬試験などの対策をしましょう。
試験内容は、もちろん難しいですが、その分野の専門家並の知識は必要ありません。他資格の2~3級相当のレベルです。

大学の講義や他の資格で学習した経験がある方は、その分、学習の負担が減ります。ただし、制度や法律などを含むため、最新情報のチェックが不可欠になります。大学などで学習経験がある人でも、可能であれば、通信講座や予備校を活用するのがベストです。

傾向と対策を知り尽くした予備校の力を借りた方が、効率的であり合格への近道だと思います。

 

診断士におすすめの人は

経営部門、コンサルタント会社の方、独立開業したい方におすすめの資格です。業務としては、経営指導・診断の他にも、セミナー、研修、リサーチ、執筆などが主となります。

しかし他の士業と異なり、原則的に独占業務が存在しません。また独立開業する方は、4分の1程度であることも特徴です。そのため、資格取得後の具体的なビジョンを想定しておくことが必要となります。

ある分野の専門家であれば、誰でも「コンサルタント」を名乗ることができます。そのため、知識やスキルが伴わない、信用に値しないコンサルも多数存在します。その点、診断士試験の学習内容は現実のビジネスに直結しているため、即戦力となります。難しい試験ですが、時代のニーズもあり、確実にキャリアアップできる資格です!

合格に向けて勉強を進めましょう。